リラックス外来(静脈内鎮静法)FAQ">
Painless treatment
無痛治療(リラックス外来・静脈内鎮静法)
リラックス外来(静脈内鎮静法)FAQ
- どのような時に適応となりますか
- 痛みがなく、楽な気分で治療を受けたい方
- 治療中に気分が悪くなった事がある方や、脳貧血様発作や過換気症候群と言われた事がある方。
- 高血圧症や心疾患などの内科疾患があり、全身管理を要する方。
- インプラント手術や親知らずの抜歯のような、比較的長時間の治療を要する方。
- 嘔吐反射を気にしないで治療をお望みの方。
- 局所麻酔がよく効いて欲しいとお悩みの方。
- 鎮静麻酔は安全ですか
- 静脈内鎮静法の場合
- 眠くなるが、意識はなくならない。
- 自分自身で普段と同様に呼吸が出来る。
- 呼びかけや刺激に対して反応出来る。
- 入院する必要がなく、手術当日に短時間で帰宅出来る。
全身麻酔の場合
- 意識が無くなる。
- 人工呼吸が必要。
- 呼びかけや刺激に対して反応出来ない。
- 多くの場合、入院が必要で、当日帰宅する場合にも時間がかかる。
- どのような状態になるのですか
- 個人差がありますが、うたた寝をしているような、ほろ酔い加減のような感じです。治療中のことはほとんど覚えていません。意識はあるので、問いかけには答えることはできます。
- 副作用はありますか
- 一般的な薬剤アレルギーのリスクはあります。ただし点滴をしているので、早急な対応ができます。また、鎮静による後遺症はありません。
- 痛みはまったくないのですか
- いいえ、静脈内鎮静法は治療を快適に受けるためのもので、痛みそのものを除去するものではありません。まったく痛みなく処置するには全身麻酔が必要となります。
また、処置前には点滴をしなければいけません。術後の痛みも軽減される訳ではなく、通常の治療後と同じです。
- 入院は必要ですか
- いいえ、必要ありません。
終了後、意識がはっきりしたのを確認し、帰宅して頂きます。
- 治療後はすぐに帰れますか
- 多少お時間はかかります。治療完了後、意識が完全に回復するまでゆっくりして頂きます。
平均30分くらいで意識は完全に回復します。
- どのようにしたら受けられますか
- 手術日の前に、必ず術前診察が必要となります。初診日に受けることはできません。
全身的疾患などある方は、診察結果によってはできない可能性もあります。
- 禁忌、注意するべき方は(受けられない方)
- 妊娠中の方、障害のある方
- 上気道閉塞のある方(小顎症、肥満、睡眠時無呼吸症候群など)
- 多量、もしくは長期に向精神薬を服用している方
- 薬剤アレルギーのある方
- 胃内容物のある方
- 食事はできますか
- 術前は飲食制限がありますが、術後はとくに制限はありません。
- 当日の運転は可能ですか
- いいえ、出来ません。術後、普段の生活に支障はありませんが、ふらつきが少し残るため自転車や自動車の運転は禁止となります。できましたら、お迎えの方がいらっしゃった方がいいです。
- 当日はどのような服装ですか
- 特別な着衣はありません。ただし、締め付けられる服装を避け、楽な服装でおいで下さい。
時計、貴金属、マニキュアは可能であれば落として下さい。
- 静脈内鎮静は何回受けても安全ですか
- 安全です。ただし、1週間に1回程度にしてください。