マウスピース矯正は虫歯になりやすい?原因とセルフケア対策

▼目次

マウスピース矯正は取り外しができるため、見た目や生活面での負担が少ない方法として選ばれています。一方で「マウスピース矯正中は虫歯になりやすいのでは」と心配される方も少なくありません。実際には、使い方やケアの方法によって虫歯のリスクが高まることがあります。今回は、マウスピース矯正と虫歯の関係、原因や対策について、兵庫県神戸市の歯医者 なかたに歯科クリニックが解説します。

 

1. マウスピース矯正中に虫歯が起こりやすい原因

マウスピース矯正は装置を歯に密着させて使用する治療法です。正しく管理できていない場合、口腔内の環境が変化し、虫歯のリスクが高まることがあります。ここでは主な原因を整理します。

①マウスピース内に汚れがとどまりやすい

マウスピースは歯を覆う構造のため、歯みがきが不十分な状態で装着すると、歯と装置の間にプラークが閉じ込められやすくなります。その結果、酸が産生されやすい環境になります。

②唾液の自浄作用が働きにくい

通常、唾液には汚れを洗い流す働きがあります。しかし装着中は歯の表面が覆われるため、唾液が十分に行き渡らず、再石灰化が起こりにくくなることがあります。

③装着時間が長い

マウスピース矯正では1日20時間以上の装着が推奨されます。長時間歯が覆われることで、口腔内が乾燥しやすくなり、細菌が増殖しやすい環境になる場合があります。

④間食後すぐに装着してしまう

飲食後に歯みがきをせず、そのままマウスピースを装着すると、糖分が歯面に残った状態が続きます。これが虫歯の原因になることがあります。

⑤マウスピース自体の清掃不足

装置を十分に洗浄しないまま使用すると、細菌が付着した状態で口の中に戻すことになります。これも虫歯リスクを高める一因です。

マウスピース矯正そのものが直接虫歯を引き起こすわけではありませんが、使用方法や口腔ケアの状況によってはリスクが高まるため注意が必要です。

 

2. 虫歯リスクを高めるマウスピース矯正中の生活習慣

マウスピース矯正は取り外しができる治療法ですが、その特性から生活習慣の影響を受けやすい側面があります。装着時間が長いため、食事やセルフケアの方法がむし歯リスクに関わります。

①糖分を含む飲み物の摂取

マウスピースを装着したまま、砂糖入りのコーヒーやジュース、スポーツドリンクなどを飲むと、装置の内側に糖分が入り込むことがあります。歯が密閉された状態になるため、糖分が長時間歯面に触れ、むし歯が進行しやすい環境になる可能性があります。

➁歯みがき時間の短縮

外出先での食事後に歯みがきを省略し、そのままマウスピースを装着すると、汚れを閉じ込める状態になります。取り外しができる装置のため自己管理が重要です。みがき残しが続くと装置内で細菌が増えやすくなります。

③就寝前のケア不足

マウスピースは就寝中も装着することが基本です。睡眠中は唾液の分泌が減少し、細菌が増えやすい時間帯です。就寝前の歯みがきやマウスピースの洗浄が不十分だと、装置内部で細菌が繁殖しやすくなります。

④定期受診の間隔が空く

マウスピース矯正では装置の交換が中心となり、むし歯のチェックが後回しになることがあります。初期のむし歯は痛みが少なく気付きにくいため、歯科医師による定期的な確認が大切です。

マウスピース矯正中は装置の特性を理解し、生活習慣を整えることが重要です。取り外しができるメリットを生かし、日々のケアを丁寧に行うことがむし歯予防につながります。

 

3. マウスピース矯正中にできる虫歯予防対策

虫歯を防ぎながら矯正治療を進めるためには、具体的な対策を継続することが大切です。取り外しができるという特徴を生かしたセルフケアを意識しましょう。

①飲食後は必ず歯みがきを行う

食後は歯ブラシで丁寧に汚れを落とし、可能であればフロスや歯間ブラシも使用します。歯面を清潔にしてから装着することが基本です。

②マウスピースを毎日洗浄する

流水で洗うだけでなく、専用の洗浄剤を活用する方法もあります。細菌の付着を減らすことで口腔内環境を整えやすくなります。

③フッ素入り歯みがき剤を活用する

フッ素は歯の再石灰化を促進し、虫歯になりにくい状態を保つ助けになります。毎日のケアに取り入れることが推奨されます。

④間食の回数を決める

食事やおやつの時間をある程度決めることで、口腔内が酸性になる時間を減らすことにつながります。

⑤定期的な歯医者でのチェック

矯正治療と並行して、虫歯の有無や歯ぐきの状態を確認してもらうことが大切です。早期発見につながります。

セルフケアと専門的なチェックを組み合わせることで、マウスピース矯正中の虫歯リスクを抑えることが期待できます。

 

4. 兵庫県神戸市の歯医者 なかたに歯科クリニックのマウスピース矯正・インビザライン矯正

兵庫県神戸市の歯医者 なかたに歯科クリニックのマウスピース矯正・インビザライン矯正
JR兵庫駅から徒歩約1分の歯医者「なかたに歯科クリニック」では、目立ちにくく、ライフスタイルにもなじみやすいマウスピース矯正「インビザライン」に注力しています。院内には矯正の専門医師が在籍し、見た目だけでなく噛み合わせや長期的な安定性にも配慮し、成人の矯正治療に対応しています。

3Dスキャナー「iTero」による精密な診断とシミュレーションを活用し、治療の見通しや変化を可視化。さらに、必要に応じてインプラントや審美補綴を含めた提案も可能で、見た目と機能の両立を重視する方からもご相談をいただいています。

<なかたに歯科クリニックのマウスピース矯正の特長>

①矯正の専門医師が在籍し、診断・治療計画を担当

難症例や過去に断られたケースにも対応可能な知見をもとに、精度の高い診断と計画設計を行います。ライフスタイルやご希望に合わせた矯正プランをご提案します。

②矯正・補綴・インプラントをまたいだトータルな治療提案が可能

単独の矯正にとどまらず、補綴や歯周治療、インプラントなど複数の選択肢を踏まえた、口腔全体のバランスを考えたご提案が可能です。

神戸市でマウスピース矯正(インビザライン)をご検討中の方は、なかたに歯科クリニックへぜひご相談ください。専門的な視点から、一人ひとりに合わせた治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

マウスピース矯正は、それ自体がむし歯の原因になるというよりも、装着中のケアや日常の生活習慣によってむし歯のリスクが変化します。原因を理解し、毎日の丁寧な歯みがきやマウスピースの洗浄、歯医者での定期受診を意識することが大切です。マウスピース矯正中のむし歯について不安がある方は、兵庫県神戸市の歯医者 なかたに歯科クリニックまでお問い合わせください。


監修:なかたに歯科 院長 中谷 昌弘


学術的資格

厚生労働省 臨床研修指導員
米国インディアナ大学 臨床教授
日本大学歯学部兼任講師
国際口腔インプラント学会認定医
日本咬合学会認定医
日本抗加齢医学会専門医


所属学会

日本咬合学会
日本口腔インプラント学会
国際口腔インプラント学会
アメリカ美容歯科学会
日本歯科審美学会
日本歯科医師会 代議員
兵庫県歯科医師会 常務理事
兵庫県歯科医師連盟 参与
日本大学校友会 副会長
日本大学歯学部 兵庫県支部 会長

 
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