こんにちは。
兵庫県神戸市のなかたに歯科クリニックです。
歯を虫歯や歯周病が原因で歯を失ってしまった場合の治療法として考えられるのが、インプラント・入れ歯・ブリッジになります。
その中でも、インプラントは周囲の健康な歯への負担も少なく、推奨できる治療法になります。
しかし、インプラントの治療方法は顎の骨にインプラント体という土台を埋め込み、被せ物を取り付ける治療法なので、例えば歯周病が原因で歯を失った場合、骨も溶かされている可能性があり、骨の量が足りないという理由でインプラント治療が難しいとされるケースがあります。
歯医者さんでインプラントを検討していても、「骨が足りないからインプラントは難しい」と診断された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回の記事では、骨が足りなくてもインプラント治療が可能になる『骨造成(こつぞうせい)』についてご紹介します。
実は、インプラント治療は行っているが骨造成術を行っていない歯科医院もあります。
もし、インプラント治療を骨の量が原因で断れた方は、骨造成を行っている歯医者さんに相談すると、インプラント治療を行えるケースもあります。
インプラント治療で行う骨造成とは、その名のとおり「骨を増やす」ために行う外科的処置の事を言います。
インプラント体を顎の骨に埋め込む場合には、インプラント体がしっかり骨と固定するための骨の高さや厚みが必要になります。
顎の骨が薄かったり少なかったりすると、インプラント体がしっかりと固定されずに、脱離の原因になります。
骨造成術は、少ない顎骨の量や厚みを補填することができ、インプラント体を埋め込んだときに起こりがちな抜け落ちたり、しっかり噛めないなどのトラブルを防ぎます。
骨量がインプラント体を埋め込める厚みを確保することによって、インプラント手術の安全性が高まります。
また、適切な角度にインプラントを埋入できる事で、土台の役割強化にも繋がります。
しっかり固定できる場所と角度でインプラント体を埋入する事によって、インプラントの脱離を防ぎ、インプラント自体の寿命が長くなります。
骨造成が必要な箇所や術式によって、インプラント治療とは別に、3ヶ月~半年程度の治癒期間が必要となることがあります。
インプラント治療全体の治療期間が長期化し、患者さまにとっては負担に感じることがあります。
また、骨造成はすべての患者さまに適用できる方法ではありません。
糖尿病などの全身疾患がある方や、喫煙者の方では術後に問題が起こるケースがあり、入れ歯など別の治療法を推奨するケースもございます。
上顎の奥歯部分の骨の高さが足りない場合、骨の高さは十分ではないが3~5mm以上あるケースに適用される術式になります。
上顎洞という空洞を押し上げて骨補填材を入れます。
上顎の奥歯部分の骨の高さが3~5mm以下の場合に採用されるのが術式になります。
ソケットリフトと比較すると、サイナスリフトは人工骨が安定するまで治癒期間を設ける事から、インプラントを埋入する手術と分けて行うケースが多いです。
GBR法は、顎の骨や歯槽骨に骨が足りない場合に骨の再生を促すための術式になります。
骨の吸収が、かなり進行している場合に用いる方法で、骨補填材や自家骨を採取し、それを移植することで骨の再生を促していきます。
ソケットプリザベーションは、抜歯した部分に骨補填材を補填し、骨の温存をする処置になります。
歯を抜歯してそのまま放置しておくと自然に穴は塞がるので、この骨吸収を未然に防ぐために行うのがソケットプリザベーションです。
骨造成は経験や知識が必要になる外科手術になるため、歯科医師の治療経験や技術の有無が重要になります。
骨造成のリスクとしては、移植した人工骨の細菌感染がありますが、術後の清掃不良が原因となるため、術後のケアなどはしっかりと歯科医師の指示に従う必要があります。
なかたに歯科クリニックでは、経験豊富な歯科医師が患者さまの骨造成を伴うインプラント治療を行いますのでご安心ください。
インプラント治療を「骨量が足りない」という理由で諦めてはいませんか?
インプラント治療同様に、しっかり経験豊富な歯科医師が手術を行う事で、骨造成はとても安全で推奨できる治療法になります。
インプラントが難しいといわれた場合でも、骨造成を行えば治療が可能になるケースが多くあります。
当院でインプラント治療を行う場合は、骨造成やインプラントの手術、その後のメインテナンスまで一貫して行えますので、どうぞ安心してご相談ください。
初回のインプラント無料相談を実施していますので、他院でインプラント治療を断念した患者さまも、まずは無料相談にご来院ください。
骨造成についても分かりやすく丁寧にご案内させて頂きます。
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